ファイアーエムブレム エンゲージ感想

エムブレム エンゲーーーージ‼︎‼︎‼︎

ってことでね、OPがだんだんクセになってまいりましてリピート再生満喫しております。
感想をいつも通りの読みづらい駄文で連ねていこうと思うのだけど、私のFE歴を軽く書いておくと、ギャグ王の藤森先生の聖戦コミックからゲームに入り、マザーシップはFC、蒼炎(途中まで)、暁、echos以外プレイ済みです。聖戦をプレイしたことで、いわゆる二次創作というものに目覚めてしまい色々狂わされた過去があります。モンスターメーカーとFEは本当に罪深いです。ありがとうございます。

全体的な話

前作風花やifが周回前提だったこともあり、周回予定で1周目はサクッとやろうとノーマルクラシックでプレイ。クリア時間は67時間。放置したり寝落ちが5時間くらいはあったと思うので実質60時間くらいかな。
26章+外伝12マップ(+1)と、満足できるボリューム。ノーマルですら1時間近くかかるような、手の込んだマップも存在する。
前作の風花はノーマルだと後半ぬるくなりすぎて暇を持て余してたけど、今回はノーマルでもそこそこの増援とそこそこの火力の敵がいて、雑プレイでは死にますっていう場面がちらほらあって良かった。ただ、やっぱり一番下の難易度を選ぶと難易度を上げられないっていう仕様は変えて欲しいかも。1度だけでいいから変更のチャンスをくれさい…。
そして今回は周回要素がなかった!ションナ…。

ストーリーの話

これは一番賛否あるところなんだろうねぇ。正直前作の風花と比較するのは根本的な方向性が違うので、あまり健全ではないように思う。聖戦好きが集まったというコーエースタッフと、シリーズピンチを覚醒で挽回したISスタッフではそもそも向きが違いすぎる。
正直、覚醒もifも終わった直後からストーリーが何も残っていなかったので、それに比べると今回のエンゲージはオーソドックスな展開を駆け抜けていってくれて良かったと思う。前半は正直どうなってしまうんだろうかと思う部分は多々あったものの、後半の盛り上がり方は個人的には好きだったな。ただ、ラストで発覚したソンブルの行動の動機があまりに弱すぎたのでもっと邪悪にしてくれた方が熱かった気はする。
道中「なんでやねーん」なツッコミが止まらなかったり、言われたこと全部信じちゃうピュアピュアな人しかいなかったり、覚醒とifで見たなこの展開…ということもそれはそれ色々はあったけども、そこまでクソミソにいうほどのことでもなかったかなぁと思っている。あと、私は事前にライターの名前をネットで見てしまっていたので覚悟ができていたというのはある。k氏以外のライターはいないのだろうか…という素朴な疑問。
インタビューで、リュールの性格が情けなすぎるところに任天堂側からツッコミが入って、修正したということだったけどそれは任天堂さんグッジョブだと思った。今より弱気ってどれだけだったんだろうかw

まぁ、私がストーリーにストレスを抱えてプレイしたのって、テイルズオブゼスティリアくらいなので、わりと寛容な方だとは思います。

不安だった過去キャラの扱いについても、良い塩梅だった。悲しきキャラ改変お祭りゲーにはならず、主張しすぎず、うまくエンゲージの世界とストーリーに落とし込んでいたと思う。シリーズファンにこそ、エンゲージをプレイして、外伝マップを楽しんでほしい。BGMアレンジもめちゃくちゃ良いし、懐かしのあのマップこのマップが楽しめる。素晴らしい。
今回も全体的にBGMよかったなー。

ストーリーの話、というわけではないけど、会話シーンでもうちょっとキャラのお芝居が豊富だったらまた印象も変わっていたのかもしれないね。ぜひ次は演出面を強化していただきたい。

戦闘の話

これはもうめっちゃ面白かったの一言につきる。スキル、紋章士、クラスの組み合わせを変えることで、キャラクターたちにさまざまな可能性を見出すことができる。ミカヤやセリカとペアを組めば杖を振れないクラスでも杖を使えたり、ベレトを組み合わせれば擬似踊り子にもなれる。風花の計略のようなマップ兵器的なものもカムイが使える。マップ踏破の選択肢の幅がとにかく広い。
ただ、命中率回避率が結構見た目の数字とずれてる印象はあったな。正確な検証やら数値やらは調べてないのであくまで体感、にはなるけど…。
あと今回新しく追加されたウルフナイトが見た目良し、性能良しでとにかくサイッキョだったねー。というかナイフが強すぎる。

(自分自身ではやる予定はないけれど)配信でルナティックプレイをみていると本当に組み合わせ次第でピンチを切り抜けられる可能性が潜んでいて、戦闘システムのポテンシャルの高さを感じる。いやでもルナティックは鬼畜すぎる…。
マップ仕掛けもちょいちょい初見殺し入れてくるので油断ならない。一番の罠はアイク外伝ということで、満場一致でよろしいかな。

キャラクターの話

キャラクターたちはとにかく個性が強くて、一番まともな支援会話をしているのが最年少のジャンていう面白いことになっていた。
このキャラクターたちの強めの個性は、戦闘での育成と相まって愛着を沸かせる良いスパイスになっていたと思う。強すぎて苦手っていう人は一定数いると思うけれど…。
プレイした後だとMika Pikazoさんが選ばれたのも納得である。デザインが全体的にキャッチーで印象に残りやすいし、各キャラクターの個性の強さがより際立つ。最初にリュールのデザインが発表された時はどういうことやと思ったけど、ちゃんとシナリオにそったデザインで良かったね。私は遠藤さんボイスにつられて女子でやりましたが最高に可愛かった。可愛かったといえば、今回はキャラクターのモデリングがめっっちゃよかったな!!!!!!!!!!キャラクターの造形が本当にかわいいし、ぴかぞさんの描く複雑な瞳の色合いもしっかり再現していて本当にすごい。いやでもシグルドだけはまだ認めてないです(過激派)
ifと同じく、王族+臣下2名の並びだったけど、ちょいちょい印象薄めの子達がいたので、その子達にももうちょい見せ場があると良かったかなぁ〜。
といったところで、最終出撃メンバーはご覧のとおり。指輪はアルフレッドに渡しました!!!!ソンブルへのラストの一撃はアルフレッドとのエンゲージ技で決めたりましたわ。

リュールはカムイ一択でしょもう

なんだか成長がへたってしまったクロエの代わりにロサードをグリフィンナイトにしたり、なんだか成長がへたってしまったクランの代わりにパンドロを入れてみたり、最終的なメンバーが色々変わったのも自分的には面白かった。
記事の最後はお気に入りユニットをご紹介。

まずは、うちの軍の完全なるMVPアンバー。最初は興味なかったのだけど、斧使い不足で悩んでいたところに鍛錬で相手に現れ「悔しいけど…おめでとう!」という、自分を負かした相手を祝福できるめっちゃいいやつということで採用した。本当にそれがきっかけだったのでわからないものである。
で、アクスナイトからウルフナイトに。元々力がよく伸びたのに加えてウルフナイトで多分素早さやらもよく成長するようになり、回避盾しつつナイフで敵を全部薙ぎ倒していきました。マジで強い。
性格も明るくて素直でいいやつだし、エンゲージ一のダークホースだったかも。アル(・´ェ`・)パカかわいい。

お次はセリーヌ。魔力があまり伸びないため一度は2軍に落ちたものの、戦力の余裕ができて、育成枠を出せるようになったタイミングで再度育成へ。結果はご覧の通り、びっくりするくらい平均的な数値になり、昔のパラディンみたいになったものの、剣も魔法も杖もつかえる万能キャラに仕上がった。あのふんわりバルーンスカートで剣を使っている姿がめっちゃお気に入り。あと、見た目に反して覚悟が決まってるめちゃくちゃやり手な王女というところも大変良い。スタルークとの支援が好きすぎて好きすぎる。

最後はパンドロ。クランのパンチ力にちょっと不安を覚え、マージナイトからセイジにしたらあまりに破廉恥な格好になってしまい、少年にいけないことをしている気分になったため、パンドロをセイジにチェンジさせてバトンタッチしました(理由がひどい)。今回のこのセイジのけしからん汎用衣装はなんなんだ!!!!!!!!
ウェーイしてるけど、信心深く、分別しっかりわきまえてるところが好印象でした。ルイとの支援会話よかったな。

おまけ

アルフレッド、さらりと熱いことを言ってくれるしストレートで本当に好き。セリーヌとの支援で、まだ病気が完治したわけではないということが発覚したけど、ペアEDの後日談で長生きしてくれたことが書かれていてとても嬉しい。
しかし、風花もそうだったけど、この寿命の違いでの別れを思うと私はすぐに泣いてしまいそうになる…。
(調べて発覚したんだけどソロだと短命なんだとかなんとか…。まじかぁ…あんなに鍛えてたのに悲しすぎるよ…。)

今後も追加DLCでリンクする紋章士が増えたら楽しいね〜

ということで、長くなっちゃったけどそろそろしめ!!
未プレイのechosと暁、途中で止まっちゃってる蒼炎をプレイしたい今日この頃。蒼炎暁はそろそろプレイしやすい環境への移植してくれてもいいんじゃないか?
聖戦の移植だけは絶対にしないでほしいって何度でも言うし願ってる。風花みたいに道徳0点とか安いフレーズでやんやされたらもうネットの海で生きていける気がしないよ…。と、こぼしつつ今回はこれにてドロン。